TOEICとは？｜初心者向けの基礎知識
TOEIC（トーイック／トイック）について、初めて受験される方、今後受験される方に向けて知っておきたい「概要」と、勉強法などの「コツ」を一から分かりやすく解説します。
今や就活や昇進にも大事なTOEIC、しっかり理解しておきましょう！
TOEICとは？
TOEICとは「Test Of English for International Communication」の略です。つまり、「国際的なコミュニケーションのための英語のテスト」ということです。
TOEICは世界160カ国で実施されており、特定の文化を知らないと理解できない表現は使われず、誰もが公平に受けることができるテストです。
TOEICの英語は知識や教養としての英語ではなく、「オフィス」や「日常生活」における英語のコミュニケーション能力を測ります。
そして、テストは試験会場で受験する必要があり、テストの結果は「合否」ではなく「スコア」で表示されます。
TOEICは5種類ある？
一口にTOEICといっても、実は5種類のテストがある。
大きくは2つに分かれており、そこから3つ、2つと計5つに分かれている。詳細は以下に記載する。
TOEIC®︎ Tests
→日常生活やグローバルビジネスにおける英語の力を測定する世界共通のテスト
①TOEIC®︎ Listening & Reading Test（リスニング＆リーディングテスト）※「L&R」と略されることもある。
②TOEIC®︎ Speaking & Writing Test（スピーキング＆ライティングテスト）
③TOEIC®︎ Speaking Test（スピーキングテスト）
TOEIC Bridge®︎ Tests
→英語学習初級者から中級者を対象とした世界共通のテスト
④TOEIC Bridge®︎ Listening & Reading Test（トーイック ブリッジ リスニング＆リーディングテスト）
⑤TOEIC Bridge®︎ Speaking & Writing Test（トーイック ブリッジ スピーキング＆ライティングテスト）
一般的に就活やビジネス等で必要になるテストは TOEIC®︎ Listening & Reading Test になります。
ここを間違えてしまうとせっかく払った受験料がムダに…
なんてことならないように気をつけましょう！
（学校や会社によっては違う場合もあるのでしっかり確認しましょう）
しかしこれら5つではなく「TOEIC IPテスト」という言葉を耳にしたこともあるかもしれません。ではこの「TOEIC IPテスト」と普通のTOEICとは何が違うのか、次からは「TOEIC IPテスト」についてまとめました！
TOEIC IPテストとは？
「TOEIC IPテスト」とは、「団体特別受験制度」のことです。
つまり、学校や会社など団体で申し込む際におトクになる受験制度のことです。
通常のテストでは受験料が6,490円（税込）のところ、こちらの制度を利用した際の受験料は4,230円（税込）とかなりお安く受験できます。
「IPテスト」には一般的なテスト（公開テスト）と同じように会場で受験するものだけでなく、「IPテスト（オンライン）」というオンライン受験が可能なテストの2種類があります。
「IPテスト」を受験する場合には指定の会場に受験しに行くのではなく、学校や会社が希望する日時と会場で受験することができます。
テスト自体も一般的な公開テストと同じ時間、同じ問題形式での受験となります。
一方「IPテスト（オンライン）」2020年4月より開始された受験制度です。
こちらのテストはその名の通り、パソコンでの受験で、学校や会社が希望する日時や会場だけでなく自宅での受験も可能です。
テスト時間は1時間と通常よりも短く、テスト結果もオンラインのみでの発表となります。
このように「TOEIC IPテスト」は、団体が希望する試験の方式で、日程や会場までも柔軟に設定できる試験制度ということです。
まとめ
TOEICとは世界共通のテストであり、「オフィス」や「日常生活」における英語のコミュニケーション能力を測ります。
TOEICには5つの種類があり、一般的に「TOEIC」といえば「Listening & Reading Test（L&R）」のことになります。
そして「TOEIC IPテスト」とは、TOEIC試験を団体で受験する際の試験制度であるということです。
次の記事から、TOEIC®︎ Listening & Reading Test の情報について記載します！
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