TOEIC L&R の基礎知識
前回はTOEIC全体の概要について解説しました!
今や「TOEIC L&R」会社や就職活用の際に重要になりました。
そのためこの記事では「TOEIC Listening & Reading(L&R)」についての基本的な情報についてまとめました。
TOEICの受験情報
・TOEICは年に10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国約80都市で実施されます。
・現在TOEICはコロナ対策による分散のため、午前の部と午後の部に分かれています。
・受験は2021年1月現在、抽選制になっています。
・受験の申し込みは2020年5月以降、オンラインのみでの申し込みとなりました。(2020年4月以前には書店でも申し込みやコンビニでの申し込みもありましたが、現在全て終了しております。)
・申し込む際には「TOEIC SQUARE(トーイックスクエア)」の会員登録、およびログインが必要になります。
https://ms.toeic.or.jp/Usr/Pages/Entry/Login.aspx
・受験料は1回6,490円(税込)であり、一度納入された受験料は基本的に返金できません。
・TOEICには割引制度があり、受験申込の1年後の同月から3ヶ月間に実施の公開テストのうち1回が割引価格の5,846円(税込)で申し込みが可能になります。そしてその翌年にも同様の割引が適用されます
つまり、
2020年5月に6,490円(税込)で申し込み
→ 2021年5・6・7月のうち1回分のテストが割引価格の5,846円(税込)で申し込み可能
→ さらに翌2022年5・6・7月のうち1回分のテストが割引価格の5,846円(税込)で申し込み可能・・・・・・
ということになります。
・受験料の領収書はTOEIC SQUAREから発行の手続きが可能です。
TOEIC L&R のテスト形式
「TOEIC L&R」はその名の通り、リスニング問題とリーディング問題の2種類があります。
会場で受験する試験の場合はマークシートでの回答となります。
・出題数は200問で、所要時間は約2時間
・リスニング問題は約45分、100問
・リーディング問題は75分、100問
「TOEIC IPテスト(オンライン)」を受験する場合、
・出題数100問、所要時間は約1時間
・リスニング問題は約25分、45問
・リーディング問題は37分、45問
テストの問題文やリスニングの例題などはすべて英文のみで構成されています。
そしてマークシートも問題用紙も受験後に回収される。
「TOEIC IPテスト(オンライン)」については以前の記事にまとめております。
テストの結果について
以前の記事でも記載した通り、TOEICのテスト結果は合否などではなく「スコア」で表示されます。
このスコアは正答数そのままを点数にしたわけではなく、ある統計処理によって算出されたスコアとなります。
TOEICの問題は試験後に受験者の解答率を分析し、その結果に基づいて難易度を判断します。そしてこの難易度を考慮してスコアとして換算されるのです。
つまり全員が同じ正答数であっても全員が同じスコアになるわけではないのです!
リスニング問題は5〜495点(5点刻み)、リーディング問題も5〜495点(5点刻み)で評価され、それらの合計点である10〜990点(5点刻み)がスコアとなります。
まとめ
以上のように、TOEICは現在コロナ対策のため午前の部、午後の部にわかれており、オンラインで抽選され、当選後に受験が可能になります。
またTOEICのスコアは正答数ではなく、統計処理によって算出されたスコア(10〜990点)で評価されます。
TOEIC L&R を受験する際の詳しい申し込み方法については次の記事で紹介します。